ノイシュバンシュタイン城

o0576043212555234740ドイツのロマンチック街道の終点として、
人気の高い観光スポットの

ノイシュヴァンシュタイン城

世界中から観光客がやってきます。

このキレイな白亜のお城は、ディズニーランドの
シンデレラ城のモデルにもなりました。

o0576043212555237039城の中には、入城することもできますが、

混雑必須!

人数制限あり
部屋の滞在時間の制限あり

と、一度中に入ると機械的に
次から次の部屋へと強制移動されられます。

o0576043212555233571そして、ノイシュバンシュタイン城は
高台にあるため、行くまでが結構大変。

歩いて行くか

o0480064012555233864バスに乗ってノイシュバンシュタイン城に
行くことができます。

歩くのはカナリ大変なので
個人的にはバスがおすすめです。

o0576043212555234740あと、パンフレットなどでもよく見る
ノイシュバンシュタイン城の写真ですが、
撮影するには多少の勇気が必要です。

o0576043212555234741高所恐怖症の方には酷ですが
谷に掛かる吊橋から撮影する必要があります。

カナリ高いので結構コワイです。

遠くにつり橋が見えますが
分かりますか?

o0576043212555234740ロマンチック街道の終点にある、
このノイシュヴァンシュタイン城は、

バイエルン王のルートヴィヒ2世によって
19世紀に建てられた比較的新しいお城となります。

この人は、中世騎士道への憧れが強く、
ドイツのヴァルトブルク城やフランスの
ヴェルサイユ宮殿を目にしたことで

「自分の作品」

として、中世への憧れを具現化する
城を作ろうと考えます。

そのような事を考えるのは本人の自由ですが、
問題はその建設費用の出所!

ルートヴィヒ2世の個人的な趣味のためだけに、
全く実用性のない城への費用が、ほぼ王室費から
支出されることとなります。

なに考えてるんだ!
自分のお金でやってくれ!

って話ですよね・・・・

いくら、バイエルン政府の国庫とは別会計とはいえ、
ノイシュバンシュタイン城の建設のために

王室公債などが乱発され借金が
どんどん膨らんでいきました。

さすがにこれはマズイ・・・・

と思ったバイエルン政府は危機感を募らせ、
ルートヴィヒ2世を精神病鑑定にかけて、
統治不能と断定。

ルートヴィヒ2世をベルク城に軟禁しました。

その翌日の出来事ですが、ルートヴィヒ2世は
主治医と湖を散策中に謎の死を遂げます。

遺体は水死体で発見されたと言われています。

王室のお金を使って、趣味のお城を作る
ルートヴィヒ2世の存在が邪魔で暗殺されたのか、
それとも自殺なのか真相は不明です。

彼が亡くなったあとは、当然ながら
王室の資金を使って建設中だった
ノイシュヴァンシュタイン城の建設は中断!

バイエルン政府にしてみれば、ムダな出費が
なくなるわけだから一安心だったかもしれません。

なので!!

o0576043212555234740すでに完成しているような雰囲気のある
ノイシュヴァンシュタイン城ですが、
実は未完の城なのです。

当時は、ルートヴィヒ2世の中世騎士道への憧れから、
個人的な趣味で王室のお金を使って、

まったく実用性のない城を作るなんてけしからん!!
という評価でしたが、

その後、ノイシュヴァンシュタイン城は、
一般公開されて現代へと至り、

今では世界中から観光客がやってくる
名所となりました。

また、ディズニーのシンデレラ城の
モデルにもなりました。

結果的には、実用的でないどことか、重要な
観光資源となったノイシュヴァンシュタイン城。

未完ながらも美しいそのお城は、
ルートヴィヒ2世の死後も、
今なおバイエルンの地に君臨し続けています。

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