モンテネグロのコトル旧市街にある聖トリプン大聖堂

o0411054812568152572コトルの町は

ローマ・カトリック文化圏
東方正教文化圏

にあるため、町には両方の教会が建っています。

写真の聖トリプン大聖堂は
ローマ・カトリックに属します。

中世の人々の間では、紀元1000年に終末が
到来するという俗信がありました。

実際に970年からの70年間に
48年の凶作年があったからです。

このような不安が過ぎた11世紀初めから
各地に写真のようなロマネスク様式の
修道院や教会が次々に建てられました。

聖トリプン大聖堂ですが
外装は塔以外の部分は1160年の
創建当時のオリジナル状態。

しかし

1667年と1979年の地震で被害を受けたため
教会内部を含め改修された部分も多いです。

右の塔には2009とありますが、これは809年から
1200年後の2009年に改修を終えたことを
意味しています。

では、左の809は何っ?

て話ですが、守護聖人トリプンが誕生した
809年を表しています。

教会には歴史的に貴重な遺物が残っていて
その多くが、同じく809年にベネツィア商人によって
コンスタンティノープルから運ばれてきました。

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