1886年製 ダイムラーの小型エンジン

1886年にダイムラーが
世の中にリリースした
小型のエンジン。

蒸気でも電気でもない
別の動力源が必要とされた
時代に開発されたものですが、

その動力源となったのが、
現代でもお馴染みの
ガソリンエンジン。

当時、ガソリンを燃やして
動力源とする内燃機構は、
世界初だったわけで、

ダイムラーは、リリースする
前年の1885年に特許を
取得したようです。

翌年、1886年にリリースした
エンジンには、

改良が加えられており
試作機よりもパワフルになって
登場しました。

このエンジンの面白いのが
その名前。

直訳すると
「祖父の時計」

名前の由来が謎だったんですが、
このエンジンの解説プレートに
記載がありました。

博物館の説明によると、
祖父の時計に似ていたから
その名前を付けたようです。

てっきりエンジンの動作音が
機械式の時計の音がするからだと

思っていましたが、
とんだ勘違いでした。

よく考えたら、
いくら昔のエンジンとはいえ

単気筒エンジンから、
そんな音が出るわけ
ありませんね。

▼エンジンスペック
単気筒 462cc
1.1馬力 650回転
重量 92kg

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