初の国産F1マシンとして
独自のホンダ製シャシーと
エンジンで
注目のデビューを飾った
マシンのRA271。
この頃のF1マシンの塗装は、
ナショナルカラーを
取り入れることが
守られていたため、
日の丸のデザインと
なっています。
ちなみに、鈴鹿サーキットで
テスト走行した
先代モデルのRA270には、
ゴールドの塗装が施されていて
当初は、このゴールドで出走を
希望したようですが、
すでにゴールドは
南アフリカ共和国のカラーに
定められていたので
申請が通らなかったという
エピソードも残っています。
ただ、日の丸の方が、
誰が見ても一発で日本と
分かるので、
結果的には良かったような
気がします。
肝心のレースに関しては、
後に大成功を収めたホンダですが、
さすがにデビューイヤーで
好成績を残すのは難しく
1964年に出走した3戦のうち
2戦はオーバーヒートによる
マシントラブルでリタイヤ。
散々たる結果に
終わってしまいました。
エンジン:水冷 4サイクル60度V型 12気筒 DOHC 4バルブ ギヤ駆動
排気量 :1495cc
最高速度:300km/h以上
重 量:525kg
最高出力:220馬力 12000rpm
サブフレーム付軽合金モノコックボディ
6段変速
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