第19王朝のラメセス2世の時代に
建設されたアブ・シンベル大神殿。
この神殿は、長い年月により
砂に埋もれていましたが、
1813年に探検家である
ブルクハルトが発見しました。
ただ、現在この神殿が建つ場所は
オリジナルの場所とは違います。
もともと、この神殿は
別の場所に建っていました。
アスワンハイダム建設時に、
この神殿は水没の運命に
さらされましたがユネスコが救済。
1964年から4年間にわたり工事が行われ、
大神殿と小神殿を、もとの位置よりも
60m上に移動させました。
ラー・ホルアクティ神
ラメセス2世
アムン・ラー神
プタハ神
の座像が並ぶ至聖所が
一番奥の部屋にありました。
*写真はお土産で買った絵葉書
こちらは、ラメセス2世が
王妃ネフェルトアリのために
建造した小神殿になります。
この位置からだと同じような
大きさに見えますが
左の大神殿は奥手に
右の小神殿は手前にあるので
遠近法が働いた結果の
見え方だと思います。
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