この大樽は、世界最大級とも言われる
大樽で、現在残っているのは4代目。
大樽には、作られた時の選帝侯に
ちなんだ名前が付いていて
1591年 ヨハン・カジミール樽
1664年 カール・ルードヴィヒ樽
1728年 カール・フィリップ樽
1751年 カール・テオドール樽
となります。
初代のヨハン・カジミール樽の
容量は127000リットルでしたが
新しくなるにつれて、大きくなっていき
現在のカール・テオドール樽は
219000リットルとなっています。
初代の樽は現存しませんが
現在の樽の約1/2サイズという
ことになりますね。
1589年から1592年にかけて
大樽棟が作られました。
その大樽棟を作ったのは
初代の樽の名前にもなっている
「ヨハン・カジミール」
彼は、先日の記事で紹介した
フリードリヒ館の彫刻の人物の
ひとりです。
この大樽なんですが、横に設置されている
階段を登って、上に行くことができます。
写真だと実感しにくいですが
結構大きいんですよ、この樽。
画像共有サイトで、人が写っている
写真があったので掲載しておきます。
一体、何人分のワインが
収まるんでしょ~、この大樽。
毎晩、宴会ができてしまいます。
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