ドイツの画家である
オイゲン・ブラヒト
(1842-1921)が、
1889年に描いた作品の
「忘却の海岸線」
・詩的なタイトル
・記念碑のような岩山
・どこまでも続く海岸線
などの表現を取り入れた
この作品は、
当時、非常に高く
評価されました。
絵画に描かれている岩山は
イタリアのドロミーティにある
トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード
と呼ばれる標高2999mの岩山群が
モチーフになっています。
絵葉書を通じて多くの国民に
認知されている観光地の岩山を
モチーフにした事が、
この絵画が高く評価された
要因とも考えられます。
この作品はダルムシュタットの
アートギャラリーで最初に
展示されました。
その際、展示作品を見た人々からの
評価があまりに高かったため、
その事を知った大公ルイ4世から
この絵を私のコレクションにしたいと
画家のオイゲンにオファーが
あったそうです。
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