ヴュルツブルクのノイミュンスター教会

DSC00479こちらは、ヴュルツブルクの守護聖人である

聖キリアン

の墓の上に、11世紀になって建築された
ロマネスク様式のハジリカである

「ノイミュンスター教会」

お墓の上に教会を後付けで建てて
しまうという発想がすごいですよね。

日本で例えるとなんでしょう。

有力なお坊さん(なんているのか?)

のお墓の上に、お寺を建てるような
ものでしょうかね?

ノイミュンスター教会は正面の赤い
ファザードが印象的ですが

あれは18世紀になって赤い砂石で
改築されたバロック式のファザード
になります。

DSC00481ドームの部分も18世紀になってから
増築されました。

DSC00480ちなみに、この日は平日にも関わらず
ミサが行われていたので

信者でない観光客は、これ以上は
中に入ることができませんでした。

ツアーとかで、教会の司教さんとかが
ガイドに付いてくれると

ミサの最中でもマナーを守りつつ
教会内を見ることができたりしますが
個人ではそうもいきません。

ちなみにマナーというのは
お祈りの最中で、動いてはいけない
場面があるようで、

観光客は一緒になって祈る必要は
ありませんが

「立ち止まって動かないで下さい!」

などと言われます。

ちなみに写真に関しては、フラッシュを
使用しなければミサの最中でも撮影して
いい場合もあります。

DSC00482ミサの最中で、奥へ行けないため
教会の入口からズームで撮影。

こちらは、1350年頃に造られたと
言われている

「キリスト十字架受難像」

通常、この手の像はキリストは
十字架に磔の状態であることが
多いですが

この像は腕を前に交錯させた
珍しいスタイルとなっています。

DSC00483こちらも同じく教会の入口から
ズームで撮影した

「聖母と幼子キリスト像」

この作品は、何度も紹介した彫刻家

リーメンシュナイダー

の1493年の作品になります。

ドイツを旅行すると、いろいろな場所で
彼の作品を鑑賞することができますが
ここノイミュンスター教会も例外では
ありません。

DSC00480 (1)あと、祭壇に向かって左側中ほどの扉から
中庭に出られるようだったんですが

ミサの最中のため、足を運ぶ事が
できませんでした。

教会の観光は

・ミサの最中
・修復中
・そもそも休み

などなどタイミングが命。

今回は入口のみとはいえ
中に入れただけマシで

ミサの最中は一切立ち入り禁止
なんて場合もあります。

何かしらの理由で教会を
観光できない確率は

これまでの経験上
3割くらいはあります。

その場合は、もう諦めるしか
ありません。

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