1930年頃にフランスで
製造されたこの道具ですが、
「暗号スライダー」
と呼ばれるものに
なります。
ランダムに刻まれた
アルファベットの
パーツが取りつけ
られていて、
バーをスライドさせる
事によって
文字入力が可能と
なっています。
赤い文字で1から9まで
刻まれたプレートが
上下にありますが、
文字のスライドパーツは
10個ついているため、
合計20文字が表示されます。
使い方ですが、
上の枠内に
暗号化された文字列を
入力することで、
機密事項の文字を
下の枠内で読む事が
可能となる仕組みです。
例えば、10桁の暗証番号を
伝えたい場合、
本物の番号を
直接やり取りするのは
非常に危険ですが、
例えば暗号化された
文字列が
「BDFJORFJCO」
だった場合、
この文字を上の枠内に
入力する事で、
下の枠内に、
本物の暗証番号が
表示されるといった
使い方ができます。
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