オランダのデルフト焼

17世紀頃は、陶磁器に関しては
日本や中国が、デザインや色合いなど
圧倒的な技術を誇り、

先進国の陶磁器ということで、
ヨーロッパに衝撃を与えました。

ドイツのマイセンやハンガリーの
ヘレンドなども日本の陶磁器の
影響を受けています。

ここオランダも例外ではありません。

オランダの陶磁器として
デルフト焼というものがあります。

デルフトブルーと呼ばれる
染付け技術で製作された陶器が
たくさん作られています。

誕生したキッカケは、17世紀に
東インド会社の船で運ばれた
中国の陶器だったという話が残っています。

1デルフトの工房に飾られているから
デルフト焼と分かるけど、

普通に飾られていたら、
日本や中国の陶磁器と

勘違いしてしまいそうな
デザインと色ですね。

2こちらはデルフト焼のお皿。

3トイレの案内もデルフト焼。
右にトイレがあるという表示です。

4工房の中庭。

昼食を取ったりして
リラックスできそうです。

5こちらは製作途中の陶器。

6従業員の方が機械を使って製作していました。

7温度を一定に保つための装置。

工場が休みの日も、この機械だけは
フル稼働させています。

8かつてオランダは、
チューリップバブルにより、

球根ひとつと家の価格が
同等だった時代がありました。

そのためチューリップの地位は
非常に高い!?

ため、チューリップ専用の
デルフト焼もありました。

9こちらは無地のもの。

10人物を描いた絵皿もあります。

11しかし一番驚いたのは、
レンブラントの「夜警」
が描かれたデルフト焼。

実物大のサイズなので
非常に巨大でした。

12こちらは、お土産用の小さいサイズ。

ただ、お土産といっても
100万円以上の値がついていました。

この作品は特別高いですが、
デルフト焼はお皿やコースターなどでも
1万円以上はする高価なものでした。

基準以下ということで、
デルフトマークにキズを付けて、
B級品扱されてしまったものや、

手書きではなくプリントのものは
若干買いやすくなっていますが、
それでもそれなりの値段がします。

国内ネット通販でも若干ですが
見かけることがあります。

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