ベルベル人によって作られた
穴倉式住居があるマトマタ。
ベルベル人は、昔からこの地に
住んでいた北アフリカの先住民族。
12～13世紀にアラブ民族に
追われる身となってしまい、
隠れ家のような住居が作られました。
文明の発達した現在も、
少数ですが昔ながらの
住居に住んでいる人がいます。
今回は、こちらのお宅に
お邪魔させて頂くことが
できました。
モニターツアーに
参加したため、
一般の交通機関もない
マトマタへ訪問できたうえ、
現地ガイドの知人ということで、
ベルベル人の住居へも
入ることができました。
普通に来ようと思ったら、
そう簡単にいける場所ではないし、
なんとか来れても
住居へなんて入れません。
周りはホント何もない。
文明社会に育った人間にとっては、
とても暮らしていけそうな
場所ではありません。
貴重な水を確保する
現役で稼動する井戸。
しかし、きちんと水道も
通っているみたいです。
日本のある旅行番組では、
住人が水道もあると
言ったにも関わらず
「このお宅は、現在も井戸水のみで生活しています。」
と放送され、
水道は画面に映らないように
編集されたみたいですが、
それを考えるとTVなんて
まともに信用できません。
穴倉式の住居には、いくつも部屋があります。
台所。
子供部屋。
昔ながらの道具でキリムを
織っているようです。
リビングにはTVがありました。
石皿とすり石。
食料庫？
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