フリードリヒ館
マンハイムの創設者である
選帝侯フリードリヒ4世が
名前の由来。
彼は、当時すでに崩れかけていた
場内礼拝堂と居館の場所に
1601年から1607年にかけて
このフリードリヒ館を建てました。
地図で見ると、この位置です。
ちょうど、中庭に面する形に
なっています。
とんでもない人物といえば
とんでもない人物です。
ある時は
カトリック領主と
プロテスタント領主の間の
対立を激化させ
ある時は
自分の遊興に国のお金を
つぎ込み、財政を破綻させました。
フリードリヒ館の外壁には選帝侯の
先祖の像が飾られています。
等身大よりは少し大きめに作られ
上の像ほど足が短くなっているのが
特徴です。
なぜかというと、下から見上げた時に
全部の像と釣り合いを取るのが目的
だからです。
ちなみに!!
設置されているのは、すべてコピー品。
オリジナルは風化を防ぐために
館内で保存されています。
飾られている人物ですが
最上部の左から
一段下がり左から
一段下がり左から
一段下がり最下部左から
そして!!
最後に紹介するのが
国のお金を遊びに使いまくり
財政を破綻させたフリードリヒ4世。
彼は
「故人となり、初めて完全な正気に戻った」
なんて言われてしまう始末でした。
あまり教育を受けなかった
フリードリヒ4世ですが
人文科学
に興味を持ち、今も残る
ハイデルベルク大学に
歴史学
オリエント学
の講座を開設した
功績も持ちます。
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