チュニジアのアントニウスの共同浴場跡

海を背景に建てられた古代ローマ時代の
アントニウスの共同浴場跡。

当時は、建物は2階建てで、

更衣室
温浴風呂
水風呂
サウナ
プール
噴水
トレイ

など100を超える部屋が、
左右対称に配置されていました。

設計図を見れば、左右対称なのが一目瞭然。

施設の内部。
石でできた当時の椅子が残っています。

排水設備。

ここは浴場の排水路ですが、
現代の雨水を排水する設備と
何ら遜色はありません。

2000年近く経った今でも、
雨水などがきちんと排水されています。

ある程度、復元が入っていると思いますが、
コリント様式の柱。

大理石がふんだんに
使われた巨大なレリーフ。

浴場の壁にも、一部ですが
大理石が残っていました。

これだけの大浴場だし、目の前が
海というロケーションのため、
当時は賑わっていたんでしょうね。

ローマ浴場の遺跡を見ると、
やはりテルマエ・ロマエを
思い浮かべてしまいます。

テルマエ・ロマエは
ローマ時代の浴場技師が、

現代の日本にタイムスリップをして
日本のお風呂からヒントを得て
ローマの浴場設計に生かすという話。

ローマ遺跡好きは、
このマンガ楽しめると思います。

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