現存する最古の完全船として有名な
戦艦ヴァーサ号が展示された
「ヴァーサ号博物館」
博物館自体が船の形をしていて
印象的です。
これが博物館の名前にもなっている
メインの展示物であるヴァーサ号。
この船は、スウェーデンが強大な力を誇っていた
グスタフ・アドルフ2世の時代に建造されました。
彼はスウェーデン王国最盛期の国王として
1611年から1632年に在位しましたが
400年以上も前の船が、このように
展示されている事に驚きます。
当時の装飾が再現されていますが、
非常にカラフルです。
みんなカラフルですが、敵を威圧するために
派手にしていたなんて話も残っています。
船の細部を再現したコーナーには、
大砲も展示されていました。
名船というよりも
迷船が正しいかも?
なぜなら、ヴァーサ号は、1628年8月10日に、
ドイツ30年戦争に参戦するため、
王宮近くの埠頭から処女航海に出たものの
突風に襲われてしまい、まだ港内にいるうちに、
あっけなく沈没していまったからです。
船が沈んだのは、港内だったこともあり、
海底32mと深海ではないので、
後年に引上げ作業が行われました。
港町だけあって、立派な船がたくさんあります。
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