ローマのサンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会

o0576043212604835805ローマ唯一のゴシック建築の教会とされている
サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会。

この教会はドミニコ会第3会員の
在俗修道女であるシエナのカタリナや

ドミニコ会の画家フラ・アンジェリコの
墓があることで有名です。

また、A.ロマーノ作の「受胎告知」など
多くの美術品を収蔵しています。

教会の名前の由来

もともと、この教会の場所には
エジプトの女神イシスの神殿があり
その上に建てられました。

しかし、この神殿は間違ってミネルヴァの
神殿だとされていたため、教会の名前が
現在のような名称になりました。

ローマでは最短

教会の前には、ミネルヴァのひよこと
呼ばれる記念碑があります。

ローマには11本のオベリスクがありますが
ミネルヴァのひよこは、ローマにある
オベリスクの中で最も短いものになります。

洪水の跡

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルヴァ教会の
ファザードには、16世紀と17世紀にテヴェレ川が
何度も氾濫して 65フィート (20 m) まで水位が
上がったことを示す印が残っています。

o0480064012604835806外観は地味な感じの教会ですが
一歩中に入ると、まるで別世界。

鮮やかな赤で塗られた肋材のヴォールトに
金メッキの星をちりばめた青い天井が印象的。

これは、19世紀になってからゴシック様式で
修復されたものになります。

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