クラクフのヴァヴェル城

1クラクフ旧市街の南の外れにある
ヴァヴェル城。

ここは、歴代ポーランド王の居城
として知られています。

1 (1)高台にあるため、ここだと
ヴィスワ川を見渡すことができます。

1 (2)城内にあるヴァヴェル大聖堂。

この大聖堂では、14世紀から
18世紀までの約400年もの間、
ポーランド国王の戴冠式が行われました。

また、国王の墓所でもあります。

内部は撮影禁止のため
写真はありませんが、

中に入ると中央には
銀細工の棺が置かれています。

収められているのは、ポーランドの
守護聖人である聖スタニスワフの聖遺物。

その周りを取り囲む形で
歴代国王の墓が置かれています。

この大聖堂、何度も増改築が行われたため、
さまざまな建築様式が混じっているので、
まとまりがない感じもします。

どこに注目するかですが、
金のドームのジクムント・チャペルは、
ルネッサンス建築の傑作と言われています。

1 (3)こちらは城内にあるヴァヴェル城旧王宮。
16世紀初頭にジクムント1世が建てた
ゴシックとルネサンスの複合様式の建築。

現在、この内部は博物館になっていて、
当時の様子を再現した豪華な部屋や、
王家の肖像画などを見ることができます。

また、戴冠式に使われた剣や、
シグムント2世王が収集した16世紀の
フランドル産のタペストリーな見所多数ですが、

初代ローマ皇帝のアウグストゥスの彫像も
展示されていたのには、ビックリしました。

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