オーストリアのザルツブルクと言えば
あのモーツァルトの生家もある
モーツァルトゆかりの地ですが
彼は、このザルツブルク大聖堂で
洗礼を受けました。
250年後の現在でも引き継がれる
モーツアルトの音楽ですが
ザルツブルク大聖堂の歴史は
モーツァルトの時代よりもさらに遡り
最初に大聖堂ができたのは774年の事。
今とは異なる前期ロマネスク様式で
創設されました。
その後、1200年頃には
後期ロマネスク様式で改築されます。
現在のような形となったのは
1628年の事。
イタリアの建築家
サンティーノ=ソラーリオ
の設計により
全く異なるバロック様式にて
建て直されました。
1万人もの人員が収容可能と言われ
大規模なミサも行われるザルツブルク大聖堂は
光の効果をふんだんに利用しているため
開放的で非常に明るく感じます。
また、パイプオルガンに関しては
ヨーロッパ最大のものを所蔵しています。
戯曲『イェーダーマン』
が上演され、
これがザルツブルク音楽祭の
オープニングになっています。
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