17世紀の天蓋付きベッド

17世紀になるまでは、
暖房の暖かさが
届くようにするため

ベッドを家のメインルームに
置くのは決して珍しい事では
ありませんでした。

ベッド専用の部屋があるのは
非常に贅沢な事で、

それができたのは
ごく少数の裕福な
家のみでした。

ベッドカーテンが付いた
天蓋ベッドというのは、

現代人からしたら
贅沢な仕様ですが、

当時の人にすれば、
寒さを軽減するための
生活必需品でした。

同時に、天蓋ベッドは
部屋の占有率が高いため
カーテンの色が強く、

他の家具を選ぶ際に、
色などの選択に影響を
与える傾向がありました。

現代のベッドと比べて
昔のベッドは非常に短いですが、

これは、完全に横にはならずに、
半座位で眠っていたからです。

当時の人々は、そのような体勢で
眠る事が良い消化と循環を
促進すると感じていたからです。

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