長方形の布張りの座席と
背もたれを備えた
このような椅子は、
デザイン面に関しては
16世紀のスペインに
基づいているため
「スペインの椅子」
として知られていました。
銅の釘が見える形で
打ち込まれていますが、
これは典型的なイベリアの
特徴を表しています。
さらに高価な椅子ともなると
装飾的な模様が革張りの
部分にまで施されていました。
展示品の椅子は
ルーベンスが
1633年にアントワープの
ギルドの名誉学部長に
なった時に
製作してもらったものに
なります。
椅子の裏面には金文字で
PET.PAVL RVBENS
と刻印されています。
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