1868年製 旅客車両

初期のドイツ鉄道の
旅客車両というのは、

完全個室スタイルの
コンパートメントカーが
主流でした。

プライバシーは
保護されますが、

当時のコンパートメント車には
通路がなく、ホームから

直接、個室へと
乗車していたため、

一度乗ってしまうと
コンパートメントから

出る事ができないという
欠点がありました。

そのため、乗客が通路を
通って移動できるように、

コンパートメント間を
通れる構造の列車が
作られる事になりました。

個室間を移動できる
構造の車両は

主にアメリカの鉄道で
使用されていたもので、

それを知った設計者が
非常に気に入ったため

ドイツにも導入される
事となりました。

展示車両は1等車と2等車に
なりますが、

1973年に使われなくなった後、
修理工場で綺麗な状態に
修復されました。

普段は、ドレスデンの
交通博物館に展示されている
こちらの車両ですが、

ニュルンベルクの
DB博物館に貸し出され
ここに展示されています。

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