大谷資料館 – 採石場は巨大地下空間

昨日の記事で紹介した
バー アルクール
バーテンさんに

オススメですよと
言われて足を運ぶ事にした
大谷採石場。

この辺りは岩山が多く
異国感があります。

なんとなくトルコの
カッパドキアを思わせます。

大谷景観公園。

大谷資料館の入口。

さすがバーテンさん
オススメのスポット。

観光バスも何台が
止まっており

多くの来場者が
いる感じでした。

縁結びの神様(愛の泉)

当て字となりますが、
硬い石にはDIAMOND(大谷門戸)
と名前が付いていました。

大谷資料館は、入口で
入場料を払った後

地下空間に向かって
しばらく階段を下ります。

事前に注意事項として
案内がありますが、

地上と比べると
ひんやりして涼しい。

年平均気温は8度前後で、
地下の大きな冷蔵庫と
いった感じゆえに

夏場でも上着が必須と
なりそうな感じです。

階段を降りた先には
巨大地下空間とも呼べる
採石場に到着します。

この地下採掘場は、
1919年から1986年までの
約70年にも渡って

大谷石を掘り出した結果、
生まれた巨大な地下空間です。

その広さは、2万平方メートル
(140m×150m)にもおよび、
野球場が一つ入ってしまう大きさです。

現在では、コンサートや美術展、
演劇場、 地下の教会として、

また写真や映画のスタジオと
しても注目を集めています。

戦争中は地下の秘密工場として、

戦後は政府米の貯蔵庫として
利用された歴史もあります。

機械掘りのあと。

採石本数。

石舞台にセットを組み
左側奥をバックに

板野友美さんのPVが
撮影された場所。

他にもX JAPANや

この場所では、B’zの
ギター演奏も行われています。

ちなみに戦時中は、
陸軍の地下倉庫として

また中島飛行機の戦闘機
「疾風(はやて)」の

機体工場として
利用されたそうです。

当時、他の地下工場や
外につながる

たくさんのトンネルが掘られ
現在もこの奥に残っています。

デジタル掛け軸。

映像が流れるため
動画で撮影すれば
よかったと後悔・・・

ドンペリが展示されていました。

るろうに剣心の撮影場所。

壁面に付着している
白い結晶は、

大谷石に含まれる塩分が、
冬場の乾燥した時期に
噴き出るもの。

夏場の湿った壁面では
消滅してしまう不思議な
現象だそうです。

大谷資料館では
石の華と名づけられています。

約1500万年前に、日本列島の
大半が海中にあった頃、

火山が噴火し、火山灰や軽石が
積もって誕生した大谷石。

長い時間をかけて
人の手により掘られ、

生まれた地下空間は
一見の価値があります。

バーテンさんの
アドバイス通り

冒険気分を味わえる
観光スポットでした。

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