ホンダ HONDA NSR250 加藤大治郎

2001年の世界GPロード
250ccクラスに出場した
NSR250。

この年は鈴鹿で開催された
日本GPで優勝したほか、

16戦11勝を達成する
圧倒的な強さを誇りました。

結果、日本人による

・マニュファクチャラーズ
・ライダーズ

の両方のチャンピオンを獲得。

No.74の加藤大治郎は、
将来を有望された
日本の期待の星。

チャンピオンを獲得した
翌年の2002年には、

最高峰クラスのMotoGPに
ステップアップし、

チェコGPで2位となり
パシフィックGPでは

予選で1位を獲得したりと、
活躍をします。

ロッシのライバルとも言われた
加藤大治郎は、

近いうちに初優勝を果たし
将来的にはMotoGPクラスでも

チャンピオンを獲得すると
誰もが思いましたが、

26歳となった2003年の日本GPで
シケイン侵入時の事故により
残念ながら命を落としてしまいます。

世界中で人気のあった
加藤大治郎ですが、

イタリアでは、2004年に
ミサノ・サーキットの

メインゲートに通じる
新しい道路が完成した際、

加藤大治郎を称えて
「viale daijiro kato」(加藤大治郎通り)
と命名されました。

エンジン:水冷 2ストローク V型2気筒
     ケースリードバルブ
排気量 :249cc
最高出力:90馬力以上
重  量:105kg以上

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