BMWの飛行機用エンジン VI

ドイツのメーカーであるBMWが
1926年に製造した飛行機用の
V12型エンジンであるVI。

BMW VIは、世界大戦時における
ドイツの主要エンジンで、

最初の1000基は、あっという間に
なくなってしまい

追加需要で次から次へ
増産されました。

また、ドイツのみならず
日本やソビエトでも採用され

・川崎 八八式偵察機
・川崎 八八式軽爆撃機
・川崎 九二式戦闘機
・ツポレフ TB-3

などに搭載されます。

特にソビエトでは、27000基以上が
生産される事になりましたが、

皮肉な事に、独ソ戦争の際は、
自国で開発したエンジンを
搭載したソビエトに

ドイツが苦しめられるという、
なんとも言えぬ歴史のある一基です。

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