フランスの自動車メーカーである
ルノーが1924年に製造した18CV。
18CVは1922年から1928年まで
製造されていましたが
タイプJS (1922–1923)
タイプJY (1923–1924)
タイプKD (1923)
タイプMG (1923–1926)
タイプPI (1926)
タイプPZ (1926-1928)
と、年代ごとに全部で
6種類のタイプがあります。
写真の車両は1924年式のため
JYかMGになりますが
博物館の解説プレートには
そこまで記載がなかったので
どちらのタイプかは不明です。
ただ、おそらくはMGの方に
なるのかと思われます。
というのは博物館の18CVは
6気筒の4764ccエンジンを
搭載と解説がありましたが
同じ18CVでも年式により
排気量が異なり
JS
JY
KD
辺りまでは約4200ccの
エンジンを搭載して
いたからです。
ギアは4速マニュアル式。
車重に関しては重厚感があり
見るからに重たそうですが
1900kgあります。
最高速度は、大排気量ゆえに
90kmまで出す事ができました。
最高速度60km前後の車が
多い時代において
18CVはカナリのハイパワーを
誇っていたと言えます。
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