ルノワールが描いた「田舎のダンス」「都会のダンス」 オルセー美術館蔵

印象派の巨匠ルノワールが
1883年に描いた

右「都会のダンス」
左「田舎のダンス」

右の都会の女性は
豪華なシルクのドレスを着ていますが

左側の田舎の女性は
笑顔が印象的なものの

質感には劣っている
ドレスを着ています。

この辺りが都会と田舎の
当時の差なのでしょうか。

実は、これらの作品に描かれている
女性も男性も実在した人物で

都会のモデルのシュザンヌ
田舎のモデルのアリーヌ

両方の女性とルノワールは
付き合っていたそうです。

なんだ!けしからん!!
という感じもしますが

シュザンヌに関しては
ルノワール以外にも

ロートレック
ドガ

ほか、多くの画家のモデルを
していた事もあり

複数の画家と同時に
つきあっていたようなので
お互い様なのかも?

ちなみに

このシリーズは3部作となっており

もう一点の
「ブージヴァルのダンス」
という作品は

ボストン美術館に
展示されています。

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ボストン美術館に展示されている
作品のモデルとなっているのは

都会のダンスのモデルも務めた
シュザンヌです。

ルノワールが描いた
3部作のダンスシリーズ。

本来なら3点揃って展示されているのが
ベストだと思うんですが

ご覧のようにオルセー美術館では
2点での展示になっています。

しかし、過去に遠く離れた異国の地、

2016年3月19日~8月21日まで
日本の名古屋ボストン美術館で

ルノワールが描いた3部作が
まとめて展示されるという

ファンにはたまらない事がありました。

3点揃う事も凄いですし
作品自体は国内初上陸だったそうです。

こんな豪華な展示は二度と
できないのかもしれないですが

なんとかもう一度、
上陸して欲しいですね。

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