パリのマドレーヌ教会

dsc00812アテネのパルテノン神殿を
思わせるような造りの
マドレーヌ教会。

パッと見た感じでは
全く教会っぽくないですが
それには理由があります。

18世紀に聖女マドレーヌに
捧げる教会の建設が計画され

ルイ15世によって礎石が置かれ
建設が始まったものの

・建築家の他界
・フランス革命の勃発

などにより工事は中断。

その後、皇帝ナポレオンの指示で
工事が再開することとなりますが

基礎工事の段階で放置されていた
現状を見たナポレオンは
教会ではなくて、

わが陸軍の栄光のシンボルとなる
古代ギリシャ風の大殿堂を
建設する事を命じたため

このような形の
建物が造られました。

ナポレオンの失脚後は
建物はそのままで

カトリック教会に
戻されたため

マドレーヌ教会は
パッと見は教会っぽくない

神殿スタイルの教会と
なっています。

dsc00813教会内部。

dsc00814彫像「聖マグダラのマリアの観喜」
が配された荘厳な祭壇。

dsc00815マドレーヌ教会に入って
すぐ左手にある

リュード作の
「キリストの洗礼」

足場が組まれてメンテナンス中でした。

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