BMWは、元々は飛行機のエンジンと
バイクを生産していましたが、
第一次世界大戦で敗戦すると
ドイツは飛行機の生産を
禁止されてしまったため、
自動車業界へ参入する
流れになりました。
飛行機のエンジンとバイクを
生産していたので
技術はあったと思いますが、
自動車に関しては
一から手掛けるのではなく
アイゼナハ車両製作所の
株価が暴落したタイミングを
見計らって会社を買収し
オースチン・7の
ライセンス生産権を引継いで
BMW 3/15 PSを量産しました。
なので、オースチン・7と
BMW 3/15 PSはそっくりです。
BMW 3/15 PSは車両名から
分かる通り15馬力の車。
750ccのエンジンを搭載し
最高速度は75kmをマークしました。
また、年式によって
バージョンが異なり
以下の4種類があるようです。
・1927-1929 3/15 DA-1
・1930-1931 3/15 DA-2
・1930-1931 3/15 DA-3 Wartburg
・1931-1932 3/15 DA-4
違いは車体の大きさであったり
DA-3 Wartburgに関しては
15馬力ではなく18馬力まで
出力が高められています。
ちなみにBMW博物館に展示されていた
3/15は、2台ともDA-2でした。
▼アクセス
コメント