京都国立近代美術館

1963年に開館した
京都国立近代美術館ですが

現在の建物に関しては1986年に
新設計されたものになります。

建築界の賞であるプリツカー賞を
受賞した建築家の設計によるもの。

古い建物が多い京都において
近代的な建物はやはり目立ちます。

マルセル盗難事件

京都国立近代美術館が
現代の建物になる以前の話ですが
1968年の出来事。

ロートレック展で展示されていた
絵画の「マルセル」(時価3500万円相当)が
盗まれる事件が起きてしまいました。

その後、絵画の行方は不明のまま
窃盗罪の時効が成立。

そして、時効が成立してから間もなく
中身を確認せずに知人から

預かった荷物の中に
「マルセル」らしき絵画が
入っていたとの申し出により

無事に絵画が発見されて、
フランスに戻ることになりました。

普通であれば、その後、マルセルの
絵画を持ってきた人物や周辺関係の
捜査が始まると思いますが

既に時効が成立してしまった
事件のために追及する事はできず

犯人や盗んだ目的などの真相は
未だに闇のままとなっています。

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