世界遺産巡り 海外旅行写真集

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イギリスのロンドン塔

   

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テムズ川沿いにある
ロンドン塔(Tower of London)

ロンドン塔なんて名前が
ついていますが

見た感じは、塔と言うよりも
城塞といった印象を受けます。

正式名称は

女王陛下の宮殿にして要塞
(Her Majesty’s Royal Palace and Fortress)

と呼ばれるそうなので納得。

この城塞兼宮殿は、1066年に
イングランドを征服した
ウイリアム征服王が

1078年にロンドンを外敵から守るため
堅固な要塞の建設を命じ、
20年ほどかけて完成しました。

要塞としても使われたため、

周囲には大砲や投石器がありました。

人気スポットだけあって
チケット売り場は混んでいます。

しかし、このチケット売り場、
ちょっと不便でした。

現金専用のカウンターと
カード専用のカウンターがあり、

間違えて並ぶと

「ここはカードしか使えないので、向こうに行ってください。」
と言われてしまいます。

カード払いのカウンターは
空いていましたが

写真の現金オンリーのカウンターは
長蛇の列でした。

チケットをゲットし、いざ入場。

ロンドン塔の中にはいくつも建物があり、
見所が満載ですが、時間の関係で、

ジュエル・ハウスとホワイトタワーの
重要スポットだけ見ることにしました。

こちらが、国王の即位の時に使われる

王冠
宝珠
王錫

といった宝器が多数展示されている
ジュエルハウス。

内部は撮影禁止のため
画像はありませんが、

値段が付けられないほど高価な
世界最大530カラットのダイヤモンド、

偉大なアフリカの星とも呼ばれる
「カリナンI世」がはめ込まれた
王笏などが展示されています。

カリナンは、1905年に南アフリカの
カリナン鉱山で発見された

史上最大のダイヤモンド原石で
3106カラットもの大きさ。

この石は、南アフリカの
トランスヴァール政府に売却され、

そこから1907年11月9日に、
イギリス国王エドワード7世へ
贈呈されました。

66歳の誕生日の贈り物として、
この石を受取ったエドワード7世は、

アッシャー社というオランダの
会社にカットを依頼。

この原石から9つの大きな石と
96個もの小さな石が誕生しました。

9つの大きな石にはカリナンI~IXまでの
名前が付けられています。

これらはイギリス王室や
王族個人の所有物となっていますが、

いくつかがここクラウン・ジュエルで
展示されています。

カリナンI世 – 530.20カラット。偉大なアフリカの星。イギリス王室が所有し、ロンドン塔で永久展示。

カリナンII – 317.40カラット。大英帝国王冠に飾られています。

カリナンIII世 – 94.40カラット。メアリー王女の王冠に飾られています。Ⅳ世とあわせペンダントとして使用可。

カリナンIV世 – 63.60カラット。メアリー王女の王冠に飾られています。Ⅲ世とあわせペンダントとして使用可。

カリナンV世 – 18.80カラット。メアリーのブローチに使用。

カリナンVI世 – 11.50カラット。エリザベス2世のネックレスの一部。

カリナンVII世 – 8.80カラット。Ⅷ世と合わせて、ひとつのブローチとして使用。

カリナンVIII世 – 6.80カラット。Ⅶ世と合わせて、ひとつのブローチとして使用。

カリナンIX世 – 4.39カラット。メアリーのために作られた指輪に飾られています。

ロンドン塔の天守閣にあたる
ホワイトタワー。

内部には甲冑などの武器が
展示されています。

ヨーロッパの甲冑だけでなく
日本の甲冑も展示されていました。

現在は、カフェとして使われてる建物。

は一般公開はされていませんでした
がクイーンズハウスと呼ばれる建物。

ロンドン塔の中には
一般公開されていない

専用事務室や住まいがあるそうですが、

霊感が強い人はロンドン塔に
住むのはムリかも?

というのも、ここロンドン塔は
英国王室の宮廷としても
使われていましたが、

どちらかというと

牢獄
拷問
処刑

の場としての歴史を歩んでおり、
ここで処刑された人の数は
数え切れないほどだからです。

王位継承争いに敗れた王侯貴族、
反逆者たちが幽閉され
拷問、処刑を受けましたが

ここで処刑された歴史的人物は、

1471年 ヘンリー6世
1483年 エドワード5世と弟のリチャード
1535年 トマス・モア
1536年 アン・ブーリン
1540年 トマス・クロムウェル
1542年 キャサリン・ハワード
1554年 ジェーン・グレイ
1601年 エセックス伯ロバート・テヴルー

処刑方法は、斬首刑や
絞首刑などでしたが、

一瞬で終わる斬首刑は
身分の高い者にしか
許されない方法でした。

このときに使われた大きな斧は、
ロンドン塔内のホワイトタワーに
展示されています。

それとは逆に、身分の低いものに
対しての処刑方法は、

なんでそこまでするのかと
いうくらいに徹底的なものでした。

詳しく知りたい方は、
ネットで探すと分かります。

当時の人たちの考えでは、
徹底することで、

二度と悪い人の魂が
復活しないようにとの
考えもあったようです。

また、ロンドン塔には
カラスが飼育されているため、

それが不気味なイメージに
拍車をかけています。

一時、このカラスを駆除しようと
したことがありましたが、
駆除は取りやめになりました。

なぜなら

「ロンドン塔からカラスがいなくなったとき、
ロンドン塔、そしてイギリスそのものも
消え去ってしまうだろう。」

という予言がされたからです。

ちなみに、処刑された人の中には、
ただの濡れ衣であった者もいたそうで、

これらの人たちの無念の怨念は、
今もいたるところに取り憑いており、

中でもアン・ブーリンの幽霊は有名で、
450年も前から勤務簿に何月何日に

アンの幽霊がどこに出たのか
細かく記録されているそうです。

どのような目撃情報なのかは
ネットで検索すれば出てきます。

また、ハンプトン・コート宮殿には
キャサリン・ハワードの幽霊が
出没するとまで言われていました。

2003年12月には、ハンプトン・コート内に
設置された有線テレビのセキュリティ・カメラが

「長い衣装を着た人影が扉を閉めている姿」
の映像を10月に記録した、との発表がありました。

こういうことが起きると、
絶対に幽霊だ!という人と、

冷静に調査をする学者などの
意見のぶつかり合いになりますが、

このとき撮影されたのは、
立ち入り禁止区域に入り込んでしまった

ツアーガイドだったようで、
本人もそれを認めているそうです。

これだけの条件が揃っている
ここロンドン塔は、

世界屈指の心霊スポットにもなっていますが、
幽霊を信じる信じないは別として、
悲惨な歴史をたどってきたことは事実です。


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