パリのサン・ドニ大聖堂

歴代フランス君主の
埋葬地として知られる
サン・ドニ大聖堂。

1136年から着工が始まり
わずか4年で完成したそうですが

現存する建築の大部分は
1231年に改築されたものに
なります。

サン・ドニ大聖堂の内部。

この教会堂の由来として有名なのが
フランスの守護聖人である
聖ドニ(サン・ドニ)の逸話。

伝説では聖ドニはモンマルトルで
斬首されたものの、すぐには絶命せず、

自分の首を持ってパリ郊外の
この地まで歩き、絶命したと
されています。

そのため、その場所がサン・ドニと
呼ばれることとなり、

教会が建てられたのが、
サン・ドニ大聖堂の始まりです。

フランス王のほとんどが埋葬されている
サン・ドニ大聖堂ですが

フランス革命により
ギロチンにかけられた

・ルイ16世
・マリー・アントワネット

の墓もあります。

案内版によると左側の真ん中が
マリー・アントワネットの墓です。

当初、マリー・アントワネットは
サン・ドニ大聖堂には埋葬されず

マドレーヌ墓地に埋葬されましたが
ルイ18世の時代になってから

・ルイ16世
・マリー・アントワネット

の二人の遺骸を探すように
命令が下り

王と王妃のものと思われる
骨が見つかり

サン・ドニ大聖堂へ運ばれ
埋葬される事になりました。

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