チュニジアのドゥッガの遺跡

1世界遺産のドゥッガの遺跡。

2辺りは緑が広がり気持ちがいい。

3この地も、かつて地中海地域を制覇した
ローマ帝国の領土となったため、
今もローマ時代の遺跡が残ります。

4ローマ遺跡には付き物の劇場。

賑やかな娯楽施設は、
騒音にもなりうるため、

町の中心部から離れた
ところにありました。

168年に建てられた遺跡ですが、
現在も7月から8月に

クラシック音楽祭が
開催されるそうです。

5劇場で見つけたネコ。

6ドゥッガは、紀元2から4世紀が全盛期で、
当時は1万人もの人々が住んでいたそうです。

7ドゥッガで一番印象に
残ったのがこの神殿。

ギリシャ神話に登場する
オリンポス12神の

最高者である「ゼウス」
その奥様「ヘラ」
戦いの神「アテナ」

の3神を祀るための神殿。

8柱はコリント様式。

9当時は、神殿の中央に高さ6mの
ゼウス像があったそうですが、
今は何も残されていません。

10神殿の隣には、
市民のオープンスペースだった
フォルムが残ります。

かつては、35本もの円柱で
囲まれていたようですが、

現在は柱の元の部分しか
残っていません。

540年のビサンチン時代には、
要塞化されたこともあるようです。

11フォルムに残る彫刻。これはポセイドン?

12こちらはビーナスに見えます。

13遠くからでも目立つ
リビコ・ピュニック廟。

チュニジアに残る数少ない
ローマ時代以前の遺跡。

碑文により、紀元前3世紀の

ヌミディアの指導者
「アテバン、イエプタマタの息子、パルの息子」
を記念したものと分かっています。

高さ21mの廟は、1842年に碑文が、
別名泥棒博物館とも言われる

各国から持ち出してきた遺品が
多数展示されている大英博物館に
持ち出されるときに崩壊。

現在の廟はフランス政府が
再建したそうです。

14遠くから見る神殿もきれいです。

15床のモザイクがきれいな、リキニアの浴場。

16現代でも水風呂や熱風呂など、
湯温度に応じて浴槽が違うように、

当時も何種類かの浴室があったようで、
温度別に、このような大きさの浴室が
いくつも残っていました。

このような遺跡を見ると、
気分はテルマエ・ロマエの世界です。

17ローマ時代の売春宿であった
トリフォリウムの家。

18こちらは公衆トイレ。

漫画のテルマエ・ロマエでも、
このようなトイレが登場しています。

19トゲが凄く、触ると危険なタイプのサボテン。

20遺跡歩きには最高の天気。

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