ゲントの聖バーフ教会

112世紀に建造がスタートし
16世紀にようやく完成した

「聖バーフ大聖堂」

数世紀をまたいで建設が続いたため
その時代の流行りのスタイルである

ロマネスク様式
ゴシック様式

を併せ持つデザインの教会と
なっています。

しかし・・・

この教会の一番の
見どころは建物ではなく

ベルギーの七大秘宝の一つと言われる
ファン・アイク兄弟が描いた

「神秘の子羊」です。

教会の礼拝堂に展示されていますが
内部は残念ながら撮影禁止のため
写真はありません。

ただ、検索エンジンで
「神秘の子羊」と入れると

画像を掲載しているサイトが
いくつか出てきます。

この祭壇画は、上下二層に分かれていて、
11枚の絵画から構成されていました。

しかし、実際には裏側にも
絵画が描かれており、
全部で19面あります。

描かれている人物は、

アダムとイブ
聖母マリア
洗礼者ヨハネ
聖アントニウス
聖ヤコブ
聖クリストファー

などです。

この祭壇画は非常に
緻密に描かれており、

衣装や宝石類の色あいも
鮮やかで目を奪われます。

ディテールにまでこだわり描く
初期フランドル絵画の特徴が
現れている絵と言えます。

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