チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院

1毎年たくさんの巡礼者が
集まるカトリックの聖地

チェンストホーヴァにある
ヤスナ・グラ修道院。

ポーランドは、国民の95%以上が
カトリックですが、

前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世も
ポーランド出身として有名です。

2この修道院は、1382年に
建てられたものですが、

修道院は修復中のため
作業が行われていました。

3今日は、ちょうどミサが
行われていました。

4祭壇にある「黒いマドンナ」が、
この修道院の最大の見所。

黒いマドンナ

1655年にスウェーデン軍が
ポーランドを侵略した際に、

ワルシャワはもちろんクラクフも
占領されてしまいましたが、

ここチェンストホーヴァの
ヤスナ・グラ修道院だけは

最後までスウェーデン軍の攻勢に
屈することはありませんでした。

その結果、修道院にある聖画

「黒いマドンナ」

がもたらした軌跡として、
この絵は守り神として
信仰を集めるようになりました。

この絵ですが、福音書記者の
ルカにより描かれ、その後

エルサレム
コンスタンティノープル

を経て、1384年にヤスナ・グラ修道院へ
寄進されたと言われています。

「黒いマドンナ」のマリアの頬には
2本のキズがありますが、

ヨーロッパの古い言い伝え的な伝説によると、

モンゴル人がこのマリア像を
持ち運びだそうとしたら、

突然鉄のように重たくなり、
持ち運ぶことが出来なかったため、

激怒して刀で切りつけた!

なんて話が残っているようですが、
実際には1430年に盗賊によって
付けられたものだそうです。

この絵は、普段は覆いが
かけられていますが、

参拝者のために決められた時間に
覆いが外されます。

5修道院内には博物館があり、
キリスト教関係の装飾品などが
展示されていましたが、

残念ながら撮影禁止のため
写真はありません。

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