ヴィリニュスの旧市街には
かつて9つもの城門がありましたが、
現在残っているのは
この夜明けの門のみ。
上のほうに見えるのは
リトアニアの紋章です。
そして、この門の2階は
小さな礼拝所になっていて、
祈りを捧げている信者の方が
たくさんいます。
撮影禁止の看板は
なかったものの、
真剣にお祈りしている最中なのに、
信者でもないただの観光客が
カメラを向けるのは
ちょっと気が引けたので、
撮影は控えました。
ちなみに、ここには奇蹟を
起こす力があるといわれる
聖母のイコンが安置されています。
このイコンは、1363年に
アウギルダス公がクリミア半島に
遠征した際に持ち帰ったものと
伝えられています。
別説では・・・!
ボルボラ妃をモデルにして
描かれたものだともされています。
1503年から、タタール軍の
侵入に備えて造られたものです。
タタールというのは、
14世紀の初頭に
リトアニア公国に移住してきた
集団民族です。
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