リトアニアのヴィリニュスにある
ゴシック建築の傑作と言われる
「聖アンナ教会」
16世紀後半に建てられたものですが、
当時の技術の粋を集めたこの教会は、
建設に33種類もの異なった形の
レンガを使うなど、
当時のヨーロッパでは
他に例がなく革新的なものでした。
あのナポレオンが、
「我が手に収めてフランスに持ち帰りたい」
と語ったのは、
この聖アンナ教会の事を指します。
ナポレオンは、1812年にロシアへ
攻め上がる際にヴィリニュスに入城し、
この教会を見ました。
ちなみに、手前の聖アンナ教会の奥に
もう一つ教会が見えますが、
あれはベルナルディン教会。
同時期に建てられた教会ですが、
教会内のフレスコ画などの
修復工事が現在進められています。
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