フランクフルトのゲーテ像

DSC00589フランクフルトのゲーテ広場に
建つゲーテ像。

ゲーテといえば日本でも知られている
ドイツを代表する文豪。

詩人
劇作家
小説家
自然科学者
政治家
法律家

として活躍しました。

いろいろと格言も残したようで
いわゆる格言サイトには

ゲーテの言葉も数多く
紹介されています。

「身分不相応の生活をする者は馬脚を現わす。」

「常によい目的を見失わずに努力を続ける限り
最後には必ず救われる。」

などなど。

全部は紹介しきれないので
興味のある方は検索して見てください。

ちなみにゲーテは、ここフランクフルトの
生まれですが

現在、彼の生家は博物館として
一般公開されています。

祖父が旅館の経営とワインの取引で
成功して財を成したため、裕福な家の
生まれだったようで

彼の生家には

立派な調度品
書斎
絵画コレクションルーム

などが残されています。

DSC00589さすが文豪というかゲーテは語学に
長けており

英語
フランス語
イタリア語
ギリシャ語
ラテン語
ヘブライ語

を習得していたようです。

これだけマスターすれば、
いろんな国へ旅行した時に、
より旅が楽しめそうですね。

文豪ゲーテの有名な作品といえば

「若きウェルテルの悩み」

あたりでしょうか。

当時、ヨーロッパ中でベストセラーとなり
あのナポレオンをも虜にした一冊です。

のちにナポレオンとゲーテは
対面をしています。

内容は、かなわぬ恋に絶望して
自殺するというストーリーですが

半分はゲーテの実体験を
もとに書かれた作品。

それ以外にも、死の直前に60歳も
年下の10代の女性を好きになったりと

とにかく

かなわぬ恋多き人物。

この時の失恋からは
「マリーエンバート悲歌」
が生まれました。

–<引用>—————–
どうしようもない憧憬に
此方彼方へ私はさまよい
慰さめる手だても知らず
ただ果てもなく涙は流れる

よし涙よ
湧きやむな
流れ続けよ
この心の火を消すことは
それでもできまい

生と死が
むごたらしくも組み打ちする

私の胸の中は今すでに
狂おしく裂けんばかりだ
—————————

あと、ゲーテはイタリア旅行記も
書いたようです。

残念ながら和訳版は見つかりませんが
旅好きとしてはこちらの方が興味深い。

Goethe's_Italian_Journeyゲーテの辿ったルートを
見てみると、現代の旅行者が

辿るルートとほとんど
変わりない点が面白い。

ミラノ
ローマ
ヴェネチア
ナポリ
フィレンツェ

などは、旅行会社のツアー
そのまんまの行程ですね。

そして、当然ながら古代ローマ時代に
作られた街道を移動して旅しています。

あとは、これを見ると
アッシジというマニア的な

スポットにも足を運んだみたいで
通過ぎるというか、

なんか親近感が沸いてきます。

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