カール・テオドール橋のサルの像

DSC00407ハイデルベルクのカール・テオドール橋の
たもとには、サルの像があります。

元々は15世紀に造られましたが
オリジナルはプファルツ戦争で
焼失してしまいました。

写真のサルの像は1979年に
再び作られた最近のものになります。

猿は鏡を手にしていますが

・サルが手に持っている鏡に触れると運気UP♪
・「まず、自らを顧みよ」との警句

などのエピソードがあります。

サルの像は、人が触れている
鏡の部分だけ色が違いますよね。

「運アップ」と「自らを顧みよ」は
全然関連性がないように思えますが

まあ・・・

鏡に手を触れているポーズをして
写真を撮るなど、旅行が楽しめれば
何でもオッケーなのです♪

一応

「自らを顧みよ」

に繋がるエピソードを
一つ紹介すると

結婚前に妊娠してしまった
カップルのエピソードが有名。

結婚前の妊娠ですが、当時は
非常にスキャンダラスなことなので

悪い評判が広がらないように、
選帝侯は二人を町から
追い出してしまいました。

これに怒ったカップルは、
腹いせに選帝侯に似せた
サルの絵を描いて、

次のような抗議文を
送りつけました。

「何で私たちのことを、
珍しそうに扱うのか?

ハイデルベルクには、
私たちのような人は
たくさんいる!!」

なぜサルの絵を送ったのかというと
サルはエッチなことの象徴だと
言われていたからです。

そして!!

手に鏡をもっているのは、
偽善者ぶって人を
裁くことができるのか?

自分のことも見つめ直せ!

という皮肉の意味が込められています。

確かに

人の批判するのも神経使うし時間も
もったいないし、

そんなヒマあったら、自分の仕事の
業務改善ポイントでも発見して

行動した方が、よほど面白い結果に
なります。

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