スウェーデンのヴァーサ号博物館

CIMG4005現存する最古の完全船として有名な
戦艦ヴァーサ号が展示された

「ヴァーサ号博物館」

博物館自体が船の形をしていて
印象的です。

CIMG3993これが博物館の名前にもなっている
メインの展示物であるヴァーサ号。

この船は、スウェーデンが強大な力を誇っていた
グスタフ・アドルフ2世の時代に建造されました。

彼はスウェーデン王国最盛期の国王として
1611年から1632年に在位しましたが

400年以上も前の船が、このように
展示されている事に驚きます。

CIMG3982こちらは船の模型。

当時の装飾が再現されていますが、
非常にカラフルです。

CIMG3992壁には船の装飾品も展示されています。

みんなカラフルですが、敵を威圧するために
派手にしていたなんて話も残っています。

CIMG4000船の細部を再現したコーナーには、
大砲も展示されていました。

CIMG3993博物館の名前の由来にも
なっているヴァーサ号ですが

名船というよりも
迷船が正しいかも?

なぜなら、ヴァーサ号は、1628年8月10日に、
ドイツ30年戦争に参戦するため、
王宮近くの埠頭から処女航海に出たものの

突風に襲われてしまい、まだ港内にいるうちに、
あっけなく沈没していまったからです。

CIMG3983船が沈んだのは、港内だったこともあり、
海底32mと深海ではないので、
後年に引上げ作業が行われました。

CIMG3985その時の様子を記録したコーナーも
博物館内にありました。

CIMG4006博物館の近くの港。

港町だけあって、立派な船がたくさんあります。

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