1955年式 メルセデスベンツ 300SLR ウーレンハウト・クーペ

ダイムラーベンツは
1956年シーズンの
レース活動のために、

オープンカーではなく
しっかりとした屋根の付いた

ハードトップバージョンの
300SLRを開発しました。

しかし、せっかく
開発したのにも関わらず、

このマシンがレースに
使用される事は
ありませんでした。

なぜかというと、
会社の方針で

1955年シーズンを最後に
モータスポーツ活動を
停止する事になったからです。

そのため、生産台数も
わずか2台のみとなっています。

レースには導入されなかった
300SLRですが、

代りにテスト部門の責任者
ルドルフ・ウーレンハウトの
社用車として使用されました。

購入しようとしたら
いくらかかるか

想像もつかない300SLRを
社用車として付与されたとは
羨ましい話です。

車体名のウーレンハウトは、
この事を思い出せるようにとの
思いを込めて付けられました。

▼スペック
シリンダー:8気筒
排気量:2982cc
パワー:302馬力 7500回転
最高速度:290km/h
製造年:1955年
生産数:2台

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