ダイムラーの路面自動車

1887年にカンヌシュタトで
開催された祭りの際に、
導入された

レールの上を走行する
路面自動車。

現在でも、レジャー施設等で
見かけることがありますが、

通常のレール幅よりも狭い
アトラクション的な
小型の乗物になります。

この祭りに導入された
ナローゲージのストリートカーは

人々の注目を集める結果と
なったようです。

動力にはダイムラーが開発した
「祖父の時計」と呼ばれる
エンジンが搭載されていますが、

このエンジンは、自動車や船、
そして飛行機にも使用されるなど
幅広い活躍を見せています。

1887年に祭りで導入された
路面自動車は、

初期の単気筒のエンジンを
搭載していましたが、

1890年からダイムラーは
より大きなパワーを求め
V2エンジンの開発に着手。

博物館の展示車両は
初代の単気筒エンジンの
ストリートカーではなく

パワフルになった
V2エンジンを搭載した
車両になります。

V2になった事で
0.5馬力ほど向上、

また最高速度も20kn/hの
大台に乗ることができました。

▼スペック
V型2気筒 565cc
2馬力 620回転
最高速度 20km/h
座席数:10

▼アクセス

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