グランプラスの王の家

世界一美しい広場と称される
ブリュッセルのグランプラスに
面する形で建つ王の家。

「王の家」と名前が
付いているものの

実際に王様が住んだことは
ないそうです。

もともとパン市場だった場所に
公爵家の館が建てられました。

その後、カール5世の命により
16世紀になって現在のような尖がった
ゴシック様式に改築されます。

スペインのハプスブルク家の
支配下にあった時代には

スペイン政庁として使用され
新教徒を監禁するための
牢獄としても使われました。

1695年のルイ14世の命により
グランプラスの建物は
ほとんが破壊されましたが

王の家も例外ではなく
ダメージを受けてしまいます。

その後の修復で1767年に
一度は異なる外観で
再建されましたが

1895年には、カール5世の時代の
ゴシック様式に忠実に再建され
元通りの外観を取り戻しました。

現在、王の家は
市立博物館となっており

世界各国から送られた
有名な小便小僧の

衣装のコレクションなどが
展示されています。

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