フェラーリ Ferrari 348TS

ブリュッセルのオートワールドに
展示されていたフェラーリ348TS。

1989年にフランクフルトの
モーターショーで発表された
車両になりますが

このモデルは日本にも
正規輸入されて

1990年に1650万円で
販売開始されました。

現在でもカーセンサーなどの
中古車サイトで、よく見かけますが

600万円前後(500万円以下もチラホラ)
で入手可能となっています。

中古車であっても1000万円以上する
車両が多いフェラーリにおいて

この価格帯ゆえに、
お手頃フェラーリとして

扱われる348ですが
安いのには訳がある!?

残念ながら造りについても
よく話題になります。

348シリーズからは、
これまでのボディ構造が
一変しましたが

その結果、フロント側が
剛性不足となってしまったようで

高速域に達すると
車が真っ直ぐ走らない!!

というハンドリングに
関する問題や

電気系統のトラブルで
車が動かなくなり

日本製の電気パーツに
交換する羽目になったといった
事例がよく取り上げられます。

電気系統は日本製に
交換済みのため安心!!

なんてフレーズで販売されて
いるのを見かけた事もあります。

そのため、車体購入費に加えて
あらかじめ修理代も用意して
入手すべき一台!!

とよく言われますが
中古車なんて348TSに
関わらずそんな物だし

600万円前後で入手できる
フェラーリは、

やはり魅力的で
根強い人気があるのか

発表から20年以上が経過した
古くて信頼性に不安のある
車種にも関わらず

フェラーリの
人気中古車ランキングでは

30位中10位前後と、
上位の方にランクインしています。

今後のランキング推移も
気になるフェラーリ348TSですが

ブリュッセルのオートワールドに
展示してあった348TSは
解説プレートによると

フランスの俳優アラン・ドロンが
最初のオーナーだったようです。

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